こんにちは。
先輩が修論から解放されている様子を見るに、どうやら、博士前期課程はあと1年しかないようです。
奈良に来てからの約11ヶ月間は本当にあっという間で、とても充実していました。
今日は、色々大変だったこの11ヶ月を、雑に振り返ろうと思います。
4,5,6月
この3ヶ月は、授業に忙殺されていました。授業は毎回のレポートで評価されるものがほとんどですが、講義によってはその小レポートが重すぎることがあり、ラボメンと協力しながら何とか期限までに提出していました。
研究に関しては、5月くらいにバックグラウンドを活かせる予備実験的なclassificationタスクに取り組むことになり、少しずつ進めていました。
6月までは学園前というNAISTからバスで30分くらいのところに住んでいたので、土日は学校には行かず、家でゆっくりしたり、大阪に一人で買い物に行って気晴らしすることが多かったです。
平和なのはここまでで、大変なのは7月からでした。
7,8月
7月から学生寮に入れることになり、NAIST敷地内の素敵な環境で生活できるようになりました。
この時期には、取り組んでいたタスクでいい感じの結果が出ていたことから、9月の研究会での発表を提案されました。こんな早くにお誘いを受けるとは思っていなかったので、抄録の提出のために先行研究の調査し、論文をパワポにまとめる作業をしていました。
この辺りから授業も落ち着き始め、本格的に研究にシフトし始めたのですが、とてつもない数の要求が毎日送られてくるようになります。
明らかに自分のキャパを超える要求に、必死に答えようと平日はもちろん土日も朝から晩までコードを書いて実験をしました。
ようやく要求に全て答えたとしても、そもそものデータベースに欠陥が見つかったりして、全部やり直しになったり。
そんな生活が8月末の原稿締め切りまで続きました。あの期間は本当に廃人のように机に向かっていました。
6時に起きて7時半に研究室行って、24時くらいまで研究して帰る、25時までに寝る。
こんな生活を約2ヶ月くらい続けてました。もちろんこれより長い時もありましたし、短い時もありました。
締め切り前は2徹して先輩と頑張って原稿仕上げたの思い出します。締め切り3時間前の朝6時には先生3人からOverleaf上で爆速添削が入り、無事提出できました。
9月
自分にとって初めての学会(研究会)での発表がありました。
場所は横浜で前泊しての参加だったので旅行気分で楽しみだったのですが、移動中も、ホテルについてからも発表スライドの修正が終わらずに、コンビニで夜ご飯を買ってホテルで悲しく食べました。
発表当日は会場の場所がわからずに遅刻しそうになりましたが、ギリギリ間に合い、その疲労感から緊張せずに発表できました。質問にしっかり答えられなかった…
かなりニッチで小規模な研究会だったので、デビュー戦としては最適だったと思います。
10,11,12月
普通に週7で研究室に行き、研究をしていたと思います。ただ、夏のように朝から晩までやっていたわけではないです。
11月にはジャーナルペーパーの執筆をすることが決まりましたが、載せるための結果がなかなか出ず、研究が停滞していました。
そして12月、M1は中間発表があります。今後の修士研究の方針をまとめる必要があったため、なかなかに苦労しましたが、本番では質疑応答も盛り上がり、かなり良い発表ができたと思います。
年末には共同研究先の大学に出張に行ったり、実家に帰ったり、比較的ゆったりと過ごして2022年は終了。
1月
年明け早々流行病にかかってしまい、奈良に戻れず、出張を飛ばしてしまう。
帰ってきてからは、いつも通り研究室でだらだらと研究をしていました。
2月
国際学会に申し込みましょうと提案を受ける、しかし締め切りが27時間後。
おそらく延長されると踏んでのんびり抄録を仕上げました(間に合わなくても今回は仕方ないと思って)。
そして残念ながら締め切り一週間延長、良い経験になると思ったので本気で書き、めちゃくちゃ添削されましたが、無事提出しました。Acceptされるといいなー。
現在
本当にあっという間でした、めちゃくちゃしんどい時期もあったけど、今振り返ると充実していました。
来年度はどうなることやら…
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