皆様こんにちは。
最近某飲食店の話題で盛り上がっていますので、それに乗じてアルバイトのお話です。
言わずと知れた有名ブランド「無印良品」。
学部時代に2年間アルバイトをしていたので、なんとなく感じたことを書き留めておこうと思います。
「バイトしてみたい!」とか「仕事どんな感じか知りたい!」って人には検討の一助になるかと思います。もちろん、社外秘に触れないように。少し踏み行った内容も常連さんならわかるようなものです。もし、何かマズいのがあったら連絡お願いします。
休憩時間に食べていたお菓子の写真とあわせてご覧ください。
結論:無印でのバイトはオススメ?
・テキパキ動ける人にはおすすめ
・声が小さかったり、ナヨナヨしてる人は長く続かないと思います、おすすめしません。(その前に面接で落とされるか)
あと、時給の割に求められる能力が高い気がします。
無印良品とは
個人的に特に美味しいと思うバウム3選は、「ホワイトチョコがけいちごバウム」・「バターバウム」・「バナナバウム」です。買いましょう。
省略
面接
グミチョコおいしいです。
店舗によるかもだけど、私服でOK。社員と一対一で面接でした。
聞かれた内容はごく普通のバイトの面接って感じです。
質問として「どうして無印良品で働きたいのか」は確実に聞かれるんじゃないでしょうか。
制服
店でお買い物したことがあれば、ご存じでしょうが、指定の制服はありません。
ただ一つ、無印良品の衣服を着用する必要があります。アクセサリーですが、基本全部ダメだった気がします。もちろんブレスレットとかはダメですが、指輪は多分オッケー。注意されたくないならなんもつけないのが安心ですね。
一応靴は控えめの色と指定があったはずです。僕はギャルソンコンバースを1年くらい履いてましたが何も言われませんでした。本当はダメだと思う。
あと僕はMUJI Labというジェンダーレスの服を好んで着用していました。サイズが大きくて流行りのシルエットになっています。ただ、このシリーズは取扱店舗が非常に少なく、取り扱いがない県もあるはずですので、ネットで購入しましょう。
今でも着用しています。シルエットがかわいいです。
基本業務
業務内容が非常に多いので、いくつかのカテゴリに分けて紹介します。
レジ(セルフレジ)業務
レジは特に新入りの頃にずっと配置されるポジションで、ほとんどの店舗では100レジ・50レジ・25レジ等と割り振られます。
100レジはその時間固定でレジに入り、50, 25は100レジからの呼び出しや並んでいる人数によって適宜入ることになります。
レジの操作は簡単ですが、クレジット・電子マネー・ギフト券などが絡んでくると複雑で、覚えるまでかなりつらいです。ですが、慣れるまではフォローがつくので安心してください。
セルフレジは全ての店舗に設置されているわけではありませんが、比較的大きめの店舗には置いてあるはずです。
セルフなので基本放置でいいですが、期限が近く半額になっている食品(手動で値引きが必要)や人気のジュートマイバッグ(バーコードがない)はセルフレジでは打刻できない(店によってはバーコードの札とか用意してるかも)ので、有人のレジに回す必要があります。あとは両替とか取消とか色々ありますが省略。
売り場メンテナンス
業務時間内・外に商品の陳列を整えます。メンテナンスのテクニックを極めることは、無印良品で働く上でとても重要になってきます。
品出し
無印良品にはほぼ毎日たくさんの商品が入荷してきます。倉庫のキャパには限界があるので、売れた分はすぐに補充し、倉庫を適切に整理する必要があります。
売り場に商品がないと、お客様の満足度を下げ、売上にもつながらないので(何度も社員さんに言われた)、できるだけ売り場に商品を陳列します。
売り場を把握してれば効率よく品出しできます。ついでに軽くメンテナンスしておくと帰る時に楽になる。
承り業務
昔買った時計、いまは研究室に置いています。
ここから難易度アップ、お客さまのご要望の商品を取り寄せたり、配送したり、オーダーアイテムの承りをします。
商品承り
商品承りは、店に在庫がない商品を他店舗から取り寄せたり、発注したりする業務です。
あまり詳しく書けませんが、伝票作成をパソコンで行うので、記入内容をしっかり把握して、タイピングも早いとお待たせすることなくやりとりができます。
半年くらいアルバイトを続けていれば教わるはずで(かなり個人差あります、僕は1ヶ月くらいで…)、これができるだけでだいぶ店の戦力になれます。ただ、商品の知識や無印のシステムの理解が必要で、色々複雑でミスる要素が多いことから難易度高めな気がします。発注にも種類がいくつかあるので、状況に応じて発注方法を変える必要があります。
配送
上記の商品承りを習得した人の次のステップと考えていいでしょう。ただ配送とだけあって日程の調整などこれも結構面倒です。あと個人的に通常の承りより金額が大きくなりがちなので、怖かったです。
僕は入社後1ヶ月という異例の速さで配送まで叩き込まれ、ミスしながらも実践で学んでいきました。
オーダーアイテム承り
2年間で到達できなかった(面倒だから逃げてた)業務です。
できる人から言わせれば、「配送できるならできるよ」、的なこと言ってましたが、そもそもの件数が少ないので習得できないまま終わりました。
売り場替え
何店舗も無印良品に行かれたことのあるお客様はお分かりかもしれませんが(というか他のスーパーとかも)、売り場の商品の並び順は指定されています。
なので、一定期間ごとにそれに従って売り場を変更します。もちろんそれ以外にも売れ筋の商品や、新商品などは新しく売り場を作ります。
かなり時間がかかる作業です、
食品関係
バレンタイン(クリスマス)の季節は手作りキットが充実しています。
食品担当は、全ての食品の期限を管理する必要があります。当然ですが、賞味期限切れを売り場に絶対に出さない(残らない)ようにすることが重要です。
また、食品はおそらくどこの店舗も、たくさん売れてたくさん入荷するので、効率よく品出ししないと倉庫を圧迫します。ただ圧迫するだけでなく、期限も考えるとなると…言わずもがなでしょう。
とても大変です。
生活関係
ガトーショコラ美味しいです。
生活の担当は大きく分けて、大型と小型(小物)の二つに分かれることが多いです。
大型はファブリックス・ファニチャー・ストレージなどを指し、小型(小物)はステーショナリー・ヘルス&ビューティー・キッチンなどを指します。
大型
大型の担当は特に、ベッドやスタッキングシェルフなどの商品知識(組み立てやカスタマイズ)を持っていることが望ましいです。なぜなら問い合わせが多くかつ返答が難しいのはこれらだからです(個人的に)。
ベッドは新生活シーズンのお問合せが特に多く、マットレスの種類に関してやフレームに関しての知識が必要です。スタッキングシェルフ・チェスト、ユニットシェルフなどはデフォルト数パターン以外のカスタマイズにも対応しなければなりません。おしゃれインスタグラマーが投稿しているおしゃれカスタマイズを見せられて「これを作りたいんですけど…」って来店されるお客様も最近では多いです。シュミレーターを使ってお客様のイメージを可視化して、金額の見積りをできると尚良いでしょう。
小型
文房具や化粧品などとにかく商品の種類が多いので、特にお問合せの多い人気商品について、どの商品がどこの売り場にあるのかを常に覚えておきましょう。
品出しも小さな商品をたくさん出す必要があり、効率よく行わないと時間が足りません。
あと、一概には言えませんが、一番大変なのはヘルスアンドビューティーの担当でしょうか。化粧水や乳液はとても良く売れますので、すぐに棚がスカスカになります。そしてこれを綺麗に整列させて、品出しもするとなると、かなり疲れます。基本的に店舗の什器は引き出し式になっていないので、メンテナンスするときは手前のものを取り出して、後ろから整列させたりします。(食品の一部の什器(バウムとかカレー)は引き出し式でとても便利ですが、生活でも変更してくれた方が色々良いが影響あると思います。)
あと個人的に嫌いだった(最初の頃の担当はヘルスアンドビューティーだった)のはタオル類のメンテナンスです。アパレルや、その他ショップ店員は全員共感していただけると思いますが、手にとってから戻すときぐちゃぐちゃにして戻す人多いですよね。タオルなどは面と縦の積み上げているラインを揃えるだけでもとても見栄えが良くなるので、どうしても時間がないときはそこだけでもメンテします。
衣服関係
衣服はほとんど関わったことがないので、詳しく書けませんが、入社したての頃はおたたみをひたすらすることになるかもしれませんね。
試着室でズボンの裾上げを行うこともあります。大きめの店舗だとミシンが店にあって、当日中に商品を受け取れたりします。それ以外は外部の店舗に頼んで翌日、時間帯によっては翌々日とかのお渡しになります。
営業時間外業務
普段お客様から見えない仕事です。通常の売り場替えなどは営業時間内にも行いますが、高い箇所の売り場替えなどは営業時間外に行います。その他にも、開店前・閉店後のチェックなどやること満載です。営業時間外の店内を走り回って作業することになるでしょう。
まとめ
海外サイズは大きめなので、ネットで買っていました。
いかがだったでしょうか、無印での仕事について理解は深まったでしょうか?
この他にも大変な業務はたくさんありますが、基本はこんな感じだと思います。
他のバイトと比べても少し難易度が高いと思いますが、できる仕事が増えると割と楽しくなったりするので、興味がある方は是非挑戦してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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