TexLiveをインストールする際にPATHを通す作業に手こずりましたので、備忘録として記したいと思います。
間違った知識を記述している可能性は大いにありますので、何かありましたらお問い合わせフォームから訂正いただけると助かります。
この記事の想定読者
・MacOs BigSurでTexLiveを使いたいけどPATHが通せない
PATHを通す
PATHを通すといってもインストール後の画面に表示されている通りに行えば良いのですが、初学者にとっては難しいわけです…
表示されるメッセージは以下の通りです。
Add /usr/local/texlive/2020/texmf-dist/doc/man to MANPATH.
Add /usr/local/texlive/2020/texmf-dist/doc/info to INFOPATH.
Most importantly, add /usr/local/texlive/2020/bin/x86_64-darwin to your PATH for current and future sessions.
3つのファイルのパスをそれぞれMANPATH
,INFOPATH
,PATH
に追加してね。的なことをいってるのでしょう。
僕のデフォルトシェルはzsh
ですので.zshrc
を編集すれば良いですね。
MacOSがCatalina以降は標準で
zsh
のはずです。ターミナルで.zshrc
を開きましょう
%open ~/.zshrc
テキストファイルが開くと思いますので、そのままPATHを追加するコードを書き込みます。
ちなみにvi
コマンドを使うとターミナル上で書き込めます。どちらでも良いです。
export PATH=$PATH:/usr/local/texlive/2020/bin/x86_64-darwin
export MANPATH=/usr/local/texlive/2020/texmf-dist/doc/man
export INFOPATH=/usr/local/texlive/2020/texmf-dist/doc/info
書き込んだらターミナルで反映させます。
%source ~/.zshrc
僕はこれを忘れていたせいで1時間ほど途方に暮れていました…
PATHが通せているか確認する
PATHが通せているかを確認しましょう。
%echo $PATH
%echo $MANPATH
%echo $INFOPATH
それぞれのPATHがターミナルに表示されたら成功です。
最後にTexLiveが正しくインストールされているかを確認します。
%platex --version
バージョン情報が表示されればインストールは成功しています。
お疲れ様でした。
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