こんにちわ、マサです。
緊急事態宣言発令によって外出自粛が促され、大変息苦しい日々が続いてますね。
ようやくブログを更新する準備が整いました…
自分のペースで更新していくので、どうぞよろしくお願いします。
さて、そろそろ本題に。
本記事を読むことで得られるもの
- SLEの初期症状について(※症状の個人差あり)
今回からカテゴリSLE
で投稿していく内容は、下記の4つの時系列に分かれています。
SLEブログ
- 出生後 ~ SLE発症前
- SLE発症後 ~ 入院中
- 退院後 ~ 寛解
- 寛解 ~ 現在
上記の通り、しばらくは「 1. 出生後 ~ SLE発症前」について記事を書いていきます。
生い立ち
幼少期・児童期
2000年1月31日、予定より一ヵ月早く生まれました。特に疾患を患っていたわけでもなく、健康で元気な男の子だったそうです。
活発な姉とは対照的におとなしい性格で、その影響か幼稚園から小学校1年生まではいじめを受けることが多かったです。その後は何も不自由なくすくすくと育ち、無事小学校を卒業しました。
思春期
中学では友達とノリで陸上部に入部し、ハードな日々を過ごしました。特に記録を残したわけではありませんが、3年間やり切ることができました。
肉体的にも精神的にも大きく成長することができ、確実に今の自分を構成する一部として貢献しています。
部活引退後は高校受験が控えていたので、6限まで学校で授業を受け、帰宅後は塾で勉強する毎日。
塾が終わってからそのまま友達と遊んだり、横着な面もありましたが、普通に勉強していたので第一志望の自称進学校に合格。
順風満帆な高校生活を送れるはずでした。
初期症状?
高校入学後、新しい環境についていくのに必死で、あっという間に時間が過ぎていきました。
ここで(恐らく需要の無いであろう)僕の高校生時代の1日のスケジュールを紹介します。
高校生時代の1日のスケジュール
AM 5:00 | 起床 ・朝食 ・学校に行く準備 |
AM 6:00 | 家を出る ・学校までは自転車で片道40分 |
AM 7:40 | 朝課外(強制参加の0限目授業) ・45分間 |
AM 9:00 | 1限開始 ・50分間 |
PM 4:30(うろ覚え) | 6限終了 ・一刻も早く帰りたい |
PM 6:00 | 帰宅 ・夕食、風呂 |
PM 11:00 | 就寝 ・課題は終わらせてから寝ます |
上記のスケジュールは高校1年生のもので、受験期は0限から始まって8,9限まで授業がありました。
個性の強いクラスメートと過ごす毎日は充実していて楽しかったのですが、入学から8か月程経った12月31日、身体に異変が起きました。
焦り
中学の友達とカラオケに行き、トイレで用を足していた時のことです。
尿の色が薄い茶色なのです。
初めてのことだったので、若干の不安を抱えつつもその日は帰宅して年越しを楽しみました。
そして次の日、1月1日。
朝一のトイレで息を呑みました。
「赤い…」
それは間違いなく血尿でした。
すぐに急患に掛かり検査しましたが、異常は見つかりませんでした。
この時不思議だったのが放尿の際に痛みが伴わなかったことです。
元日ということもあり、他の病院は休診日だったので、1月3日までは自宅で安静にする必要がありました。
一難去って
1月4日、近所で一番大きな病院の泌尿器科に掛かりました。
とりあえず採尿しないと始まらないので、トイレで採尿。
しかし、驚いたことに、その時の尿の色は透明、一切の血の混在も見受けられませんでした、もちろん痛みもありません。
その時点で悪い疾患の可能性は低そうですが、腹部エコー・造影剤によるレントゲン検査を受けました。
しばらくして検査結果が出ました。
思っていた通り、尿路結石などの大きな疾患ではありませんでした。しかし、医師からある病名が告げられました。
「ナットクラッカー症候群の所見が認められます。」
随分変わったな病名ですよね。一体どのような病気なのでしょうか。
【ナットクラッカー現象はどんな病気?】
ナットクラッカー現象とは左側の腎臓がら出血することによって、肉眼的血尿が出る症状のことです。多くは小児から思春期前後に発症し、成人の場合は痩せた人によく見られます。左側の腎臓の静脈が上腸間膜動脈と腹部大動脈の間に挟まれると静脈内圧が上昇し血流が悪くなるため、左側の腎臓の毛細血管が出血し排尿時に血尿が出ます。多くの場合、自然に治ります。
出典:HOSPITA.JP 病気検索 ナットクラッカー現象の症状 原因と治療の病院を探す
引用内容の通り、2つの動脈の間にある腎臓の静脈が挟まれ、圧迫されることによって起こる病気なんです。確かに当時の僕はかなりのやせ型で、太りにくい体質でした。(今もですけど)
ナットクラッカー症候群と診断されてからは血尿もなく、学校にも始業式から参加し、いつもと変わらない学校生活を送りました。
そして高校一年生も終盤に差し掛かった3月初旬、学校ではインフルエンザが流行していました。
僕は中学校入学以降病気に罹ったことはなかったので、インフルエンザのことなんて気にも留めず、のほほんと学校生活を送っていました。
しかし、この時期から身体に倦怠感を覚えるようになったのです。
始まりはほんの小さな兆しでした。
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